瀬戸中央道/特例適用、故障大型車レッカーOK う回不要で移動費大幅減 香ト協など要望受け
行政
2022/03/22 2:30
本州四国連絡高速道路(酒井孝志社長、神戸市中央区)は、香川県トラック協会(楠木寿嗣会長)などからの要望を受け、22日午前0時から、瀬戸中央自動車道(坂出北インターチェンジ〈IC〉-児島IC)=写真=に大型故障車けん引の走行特例を適用した。これまで瀬戸中央道の海峡部で故障した大型車を、レッカー事業者が最寄りのICまでけん引することは可能だったが、けん引した状態で再び瀬戸中央道に入ることは認められず、先行して走行特例が認められた明石海峡大橋(垂水IC-淡路IC)にう回し、長い時間と高い費用を掛けて地元の修理工場などにけん引するしかなかった。瀬戸中央道でも特例が認められたことで、運送会社はレッカー移動費を大幅に削減し、貨物遅延による損害を防ぐことも可能になった。(江藤和博)
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