物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

コンビニ大手3社、過疎地での共配実証 センター間&遠隔地店舗 効率⤴・買い物困難者対応

荷主

2022/02/22 2:20

 セブン―イレブン・ジャパン(永松文彦社長、東京都千代田区)、ファミリーマート(細見研介社長、豊島区)、ローソンのコンビニエンスストア大手3社は、店舗の立地密度が低い地方部での共同配送の実証実験を21日から北海道で実施。「配送センター間の物流」「遠隔地店舗の商品配送」の共同化の二つの実証を通じ、遠隔・過疎地の店舗への配送効率の向上、買い物困難者対応を推進する。実験を統括する流通経済研究所(青山繁弘理事長)は「10月からの社会実装を目指す」としている。(田中信也)

コンビニ業界での新しい物流の形を、コンビニ各社と、SCを構築するステークホルダー全体で検討(東京湾岸エリアでの実証、20年度)




本紙ピックアップ

フジHD、整備工場28カ所→50カ所

 フジホールディングス(松岡弘晃社長、東京都港区)は3年以内をメドに、グループの整備工場を現行の28カ所から50カ所に増やす。拠点や車両数の増強も図っていくが、整備拠点の拡充を優先し、安定した輸送サービスの提供につなげる…

日野・ふそう、生産拠点を3カ所に集約

 経営統合を進める日野自動車と三菱ふそうトラック・バス(カール・デッペン社長兼CEO=最高経営責任者、川崎市中原区)は、2026年4月からの持ち株会社体制への移行に伴い、日本国内に5カ所ある生産拠点を3カ所に集約する。併…

経産省、AIロボティクス戦略骨子

 経済産業省は8日、AI(人工知能)ロボティクス戦略の方向性の骨子を取りまとめた、と発表した。対象範囲のほか、AIの高度化やSDR(反響型インサイドセールス)の潮流を踏まえたサプライチェーン(SC、供給網)の在り方、先行…

富士ロジテックHD、「地域集中戦略」加速

 富士ロジテックホールディングス(鈴木庸介社長、静岡市葵区)は、神奈川県の一部エリアで物流拠点の開設を推進する「地域集中戦略」を加速させる。10月から、厚木市で「厚木三田第2ロジスティクスセンター」が本格稼働。県内の拠点…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap