コロナ禍の運賃動向、「変化なし」も経営厳しく
調査
2022/02/11 2:50
本紙が全国の物流会社を対象に実施した新型コロナウイルス禍による運賃への影響のアンケートで、コロナ禍前と比べて最も運賃が上がった荷物の種類は「食料品・飲料」で、最も運賃が下がったのは「日用品・雑貨」だった。値上げ率・値下げ率はともに5%未満が最多。更に、運賃に変化は「ない」との回答の割合が最も多いことから、大きな影響を受けていない状況がうかがえた。ただ、運賃対策に関する調査では、コロナ禍が値上げムードにブレーキを掛けた実態など、経営環境の厳しさを訴える声が目立った。また、トラック業界には「2024年問題」が切迫。労働時間短縮と人材確保の両立には運賃アップが重要で、付帯作業などの料金収受に向けても引き続き粘り強い交渉が求められる。(特別取材班)
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