【リポート】尿素水不足、「需給緩和」3月か 生産フル稼働 流通段階で停滞も
物流企業
産業
2022/01/28 2:30
事業者 情報少なく手探り メーカー 給水制限は継続 中国産以外 品質「基準達せず」
2021年末から始まった尿素水の供給不足の影響が長引いている。国内化学メーカーが年末から原料の工業用尿素を増産し、尿素水メーカーも生産設備をフル稼働させる中、年明けにも事態が収束するものと思われていたが、1月末時点も各地のスタンドで給水制限が続く。現在の供給不足は「生産段階ではなく流通の問題。運送事業者やユーザーの不安心理が影響し、在庫を持ちながら発注をかけているのでは」との声も聞かれる。需給緩和は早くて3月以降と見られ、まだ状況を注視し続ける必要がある。(佐々木健、辻本亮平、黒須晃)
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