物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

日本WeP流通、生コン輸送を開始 労働規制対応 食品物流と組み合わせ 多様な働き方を模索

物流企業

2022/01/28 0:30

 【東京】大手スーパー向け温度管理物流を手掛ける日本WeP流通(安田修社長、東京都武蔵村山市)は12月から、新たな業務としてミキサー車による生コンクリート輸送を始めている。今後強化される労働時間規制に対応するため、コア事業の食品物流と異業種の荷物を組み合わせることで、多様な働き方を確立できないか模索を続けている。また、新人ドライバーに業務経験を積ませるため、普通自動車免許でもできる仕事の開拓も進め、次世代の育成にも力を入れていきたい考えだ。(佐々木健)

ミキサー車で建売住宅の建設現場に生コンクリートを輸送




本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

公取委、フリート8社を強制調査

 公正取引委員会は10日、東京都内のトラック運送事業者など法人向け軽油の販売価格に関してカルテルを結んだ疑いがあるとして、ENEOSウイング(大石和宏社長、名古屋市中区)など軽油販売(フリート)事業者8社に対し、独占禁止…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap