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商船三井フェリー&キャリーネット、運転時間87%削減 モーダルシフト注力

物流企業

2021/10/05 0:00

 商船三井フェリー(尾本直俊社長、東京都千代田区)とキャリーネット(山本大介社長執行役員、名古屋市港区)は共同で、川崎市―福岡市の冷凍食品輸送について、海上輸送を活用したモーダルシフトに取り組んでいる。従来のトラック輸送に比べ、二酸化炭素(CO2)排出量を62.0%、トラックドライバーの運転時間は87.4%、それぞれ削減。今後、更に懸念されるトラックドライバー不足や自然環境への影響に対応していく。(井内亨) 【図=東京港から苅田港までRORO船で輸送】





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