物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

永大産業、BCP重視し物流改革 台風教訓 新倉庫に浸水対策

荷主

2021/08/27 0:00

住宅資材製造・販売の永大産業は、台風で流通が一部停止した経験から、災害に強い倉庫づくりや、QRコードを用いたサプライチェーン(SC、供給網)の可視化といった、BCP(事業継続計画)を重視した物流改革に取り組んでいる。また、同業他社との共同配送や中継輸送拠点の設置も検討しており、物流を効率化して庫内作業員、トラックドライバーの負担軽減を図る。(根来冬太) 【写真=災害対策を充実させた本社新倉庫】





本紙ピックアップ

フジHD、整備工場28カ所→50カ所

 フジホールディングス(松岡弘晃社長、東京都港区)は3年以内をメドに、グループの整備工場を現行の28カ所から50カ所に増やす。拠点や車両数の増強も図っていくが、整備拠点の拡充を優先し、安定した輸送サービスの提供につなげる…

日野・ふそう、生産拠点を3カ所に集約

 経営統合を進める日野自動車と三菱ふそうトラック・バス(カール・デッペン社長兼CEO=最高経営責任者、川崎市中原区)は、2026年4月からの持ち株会社体制への移行に伴い、日本国内に5カ所ある生産拠点を3カ所に集約する。併…

経産省、AIロボティクス戦略骨子

 経済産業省は8日、AI(人工知能)ロボティクス戦略の方向性の骨子を取りまとめた、と発表した。対象範囲のほか、AIの高度化やSDR(反響型インサイドセールス)の潮流を踏まえたサプライチェーン(SC、供給網)の在り方、先行…

富士ロジテックHD、「地域集中戦略」加速

 富士ロジテックホールディングス(鈴木庸介社長、静岡市葵区)は、神奈川県の一部エリアで物流拠点の開設を推進する「地域集中戦略」を加速させる。10月から、厚木市で「厚木三田第2ロジスティクスセンター」が本格稼働。県内の拠点…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap