物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

金曜リポート/政府備蓄米、鼠害で高額賠償・廃棄費用 倉庫会社から不満の声

物流企業

2021/06/25 0:00

 あまりに不利な内容で、隷属(れいぞく)的契約だ――。政府備蓄米の保管事業から撤退を検討する倉庫会社が相次いでいる。鼠(そ)害(ネズミによる被害)によって不合格となったコメの賠償額の算定基準、賠償責任に対する国土交通省の標準倉庫寄託約款と農林水産省の政府所有米穀寄託契約の規定の違い、焼却処分しか認められない廃棄方法など、倉庫会社からは不満の声が上がる。=関連記事3面(特別取材班) 【写真=保管事業から撤退を検討する倉庫会社が相次ぐ】





本紙ピックアップ

環境省、商用車電動化に409億円

 環境省は、2023年度補正予算案で経済産業、国土交通の両省と協調して展開している商用車の電動化促進事業に409億円を計上した。電気トラック、FC(燃料電池)トラックなどの導入加速に向けた補助事業を拡充し、トラック運送事…

国交省/ドローン事業化加速、レベル3.5を年内新設

 国土交通省は、ドローン(小型無人機)の事業化を加速させるため、無人地帯での目視外飛行での道路上空などでの「立入管理措置」を緩和する「レベル3.5」を年内に新設する方針だ。(田中信也) Facebook Twitter …

JR東日本新潟CCの水産物輸送実証/佐渡→東京、ドローンで海峡横断

 東日本旅客鉄道(JR東日本)グループのJR東日本新潟シティクリエイト(JR東日本新潟CC、小竹宏行社長、新潟市中央区)は11月21、22の両日、新潟県佐渡市で取れた水産物を東京へ輸送する実証を行った。ドローン(小型無人…

大亀運輸、紫波センターが順調稼働 

 【岩手】大亀運輸(大川孝夫社長、岩手県紫波町)が東北自動車道・紫波インターチェンジ近くにこの春完成させた紫波物流センター(同町)が順調に稼働している。10年以上前に取得した土地に1号棟を建設し、順次整備を進めてきた。3…

オススメ記事

環境省、商用車電動化に409億円

 環境省は、2023年度補正予算案で経済産業、国土交通の両省と協調して展開している商用車の電動化促進事業に409億円を計上した。電気トラック、FC(燃料電池)トラックなどの導入加速に向けた補助事業を拡充し、トラック運送事…

国交省/ドローン事業化加速、レベル3.5を年内新設

 国土交通省は、ドローン(小型無人機)の事業化を加速させるため、無人地帯での目視外飛行での道路上空などでの「立入管理措置」を緩和する「レベル3.5」を年内に新設する方針だ。(田中信也) Facebook Twitter …

JR東日本新潟CCの水産物輸送実証/佐渡→東京、ドローンで海峡横断

 東日本旅客鉄道(JR東日本)グループのJR東日本新潟シティクリエイト(JR東日本新潟CC、小竹宏行社長、新潟市中央区)は11月21、22の両日、新潟県佐渡市で取れた水産物を東京へ輸送する実証を行った。ドローン(小型無人…

大亀運輸、紫波センターが順調稼働 

 【岩手】大亀運輸(大川孝夫社長、岩手県紫波町)が東北自動車道・紫波インターチェンジ近くにこの春完成させた紫波物流センター(同町)が順調に稼働している。10年以上前に取得した土地に1号棟を建設し、順次整備を進めてきた。3…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap