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東海運、ロシア向け輸出好調 旧ソ連全域に販路拡大

物流企業

2021/06/11 0:00

 徳島県を地盤として複合一貫輸送サービスを手掛ける東海運(阿部功治社長、徳島市)は、2月に県の「スマートライフ先取り! 事業応援事業」の認定を受け、ロシア向け輸出事業でBtoB(企業間)のサイトを開設した。反応は良好で、現地企業の取引先が9社から13社に増えた。また、輸出先のエリアも事業開始当初の極東ロシアから旧ソ連全域をカバーするまで拡大。本業の物流事業にも波及効果が出ていることからボリュームを確保して混載便を増やし、徳島県産品の取り扱いを拡大する方針だ。(江藤和博) 【写真=商品をコンテナへ搬入】





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