ADJ、小型・高出力エンジン開発 大型ドローン実用化へ
産業
2021/06/11 0:00
エアロディベロップジャパン(ADJ、田辺敏憲社長、東京都中央区)は長時間の重量物輸送が可能な大型ドローン(小型無人機)の実用化に向け、高出力のエンジンを小型化できる、世界初のハルバッハ型ハイブリッドエンジンの開発を進めている。6月2日に栃木県鹿沼市で試作機による浮上試験に成功。これを受け、量産型のエンジンユニット及び機体の開発に着手し、来秋にも「50㌔の荷物を積載し、1時間以上飛行できるドローンの量産化を実現したい」(田辺氏)としている。(田中信也) 【写真=試作機、浮上試験成功】