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大和物流、滋賀物流センター拡大 ニーズ多様化見据え

産業

2021/06/08 0:00

 大和物流(木下健治社長、大阪市西区)の拠点拡大に向けた動きが加速している。5月31日、滋賀県湖南市の物流施設「滋賀物流センター」を拡大する建て替え工事が完了。建屋を平屋から鉄骨造り3階建てにし、延べ床面積は5倍、別棟を含む合計面積は1万8780平方㍍となった。また、6月1日には愛知県一宮市で「一宮丹陽町物流センター」(仮称)を着工する、と発表。EC(電子商取引)市場の拡大などから中部エリアの物流需要増をにらんだもので、同社の運営する物流施設としては県内12拠点目となる。(根来冬太) 【写真=平屋から鉄骨造り地上3階建てに(滋賀物流センター)】





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