物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

都港湾審長期構想部会、ヤード上屋を多層化 蔵置・作業エリア確保

行政

2021/06/01 0:00

 東京都港湾審議会(工藤泰三会長、日本郵船特別顧問)の長期構想検討部会(根本敏則部会長、敬愛大学経済学部教授)は5月24日、会合を開き、内貿と在来貨物を取り扱う港湾施設の整備構想について話し合った。コンテナやシャシー積載などのユニットロード貨物について討議。RORO船の大型化によるヤード不足に対応し、ヤード上屋の多層化とともに、岸壁から後退させ、貨物の蔵置スペースや作業エリアを確保する構想を示した。(佐々木健) 【写真=都庁と部会員をオンラインでつないで開催】





本紙ピックアップ

フジHD、整備工場28カ所→50カ所

 フジホールディングス(松岡弘晃社長、東京都港区)は3年以内をメドに、グループの整備工場を現行の28カ所から50カ所に増やす。拠点や車両数の増強も図っていくが、整備拠点の拡充を優先し、安定した輸送サービスの提供につなげる…

日野・ふそう、生産拠点を3カ所に集約

 経営統合を進める日野自動車と三菱ふそうトラック・バス(カール・デッペン社長兼CEO=最高経営責任者、川崎市中原区)は、2026年4月からの持ち株会社体制への移行に伴い、日本国内に5カ所ある生産拠点を3カ所に集約する。併…

経産省、AIロボティクス戦略骨子

 経済産業省は8日、AI(人工知能)ロボティクス戦略の方向性の骨子を取りまとめた、と発表した。対象範囲のほか、AIの高度化やSDR(反響型インサイドセールス)の潮流を踏まえたサプライチェーン(SC、供給網)の在り方、先行…

富士ロジテックHD、「地域集中戦略」加速

 富士ロジテックホールディングス(鈴木庸介社長、静岡市葵区)は、神奈川県の一部エリアで物流拠点の開設を推進する「地域集中戦略」を加速させる。10月から、厚木市で「厚木三田第2ロジスティクスセンター」が本格稼働。県内の拠点…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap