中部国際空港/前期、貨物取扱量40%減 スペース確保できず
調査
2021/05/21 0:00
中部国際空港(犬塚力社長、愛知県常滑市)は5月14日、2021年3月期の決算を発表した。国際貨物取扱量は10.3万㌧と前の期比39.9%減だった。新型コロナウイルスの流行で、国際旅客便の運行がほぼゼロとなり、貨物スペースの確保ができなかった。東京都で開いた決算説明会で、各務正人副社長は「中部を経由する商流をつくり、航空貨物の振興につなげる」と語った。(土屋太朗) 【写真=「貨物への取り組みも進めていく」と各務副社長】