サッポログループ物流、リードタイム1日延長 荷役負荷を軽減
物流企業
2021/03/19 0:00
サッポログループ物流(西間木健二社長、東京都渋谷区)は5月、酒類の配送リードタイムを現在の翌日から翌々日に延長する。荷役の負担を軽減するとともに、配車作業時間に余裕を持たせ、荷物の最適な組み合わせやルート選定による車両積載効率の向上を狙う。グループが利用するトラックは、最盛期は1日1千台ほどに上り、荷役を含め協力会社にほぼ委託している。多品種小ロット化や荷量の変動幅の増加などが現場を圧迫しており、ホワイト物流を推進する同社にとってリードタイムの延長は課題だった。(高橋朋宏) 【写真=「非常に大きな改革になる」と西間木社長】