KRSなど、「パレット流出」解決へ実証 位置情報・移動経路を分析
物流企業
2021/02/26 0:00
キユーソー流通システム(KRS)は2月18日、電子部品や車載情報機器製造の大手であるアルプスアルパイン、損害保険ジャパン(西沢敬二社長、東京都新宿区)と組み、物流業務でのパレット流出の課題解決に向けた実証実験を開始した、と発表した。KRSが保有するパレットに、アルプスアルパイン社製のIoT(モノのインターネット)デバイス「物流トラッカー」を装着。位置情報と移動経路を分析することで、外部流出を少なくできる仕組みの構築を進めていく。2020年12月から6カ月間の予定で実験を実施している。(佐々木健) 【写真=パレットに装着する物流トラッカー】