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JAFA調べ/輸出航空貨物取扱量12月、全仕向け地で実績上回る 自動車など好調

調査

2021/01/26 0:00

 自動車関連や半導体などを中心に、輸出航空貨物(混載)が好調に推移している。航空貨物運送協会(JAFA、鳥居伸年会長)が1月19日発表した12月の輸出航空貨物実績によると、TC-1(米州)、2(欧州)、3(アジア・オセアニア)向けの取扱量が、いずれも前年同月実績を上回った。2017年から18年にかけて世界全体の景気が拡大して荷動きが活況だった18年11月以来、25カ月ぶり。総取扱量としては、前年同月比13.3%増の8万8415㌧にまで伸長、2カ月ぶりに前年実績を超えた。自動車関連や半導体、電子部品などの荷動きが好調な上、海上輸送の遅延発生に伴う航空輸送へのシフト需要も見られた。(井内亨) 【グラフ=仕向け地別の取扱量の前年同期比増減率】





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