特積業界、自社便化進む コスト圧縮&生産性向上
物流企業
2020/12/25 0:00
特積業界で運行便コストの圧縮や保有車両の効率運用を図るため、幹線便の「自社便化」が進んでいる。大手では既に自社便化率が8割を超えている企業もあり、引き続き、内製化に取り組むことで収益の改善・拡大を見込む。業界関係者らは「運行便のコスト圧縮や生産性の向上は即、利益確保につながる」と指摘。足元では新型コロナウイルス感染拡大による輸送量の落ち込みが続いており、車両の有効活用の観点からも、自社便化率を更に高めていく。(高木明) 【写真=自社便化率を更に高めていく】