大阪万博「渋滞対策」、官民で検討・実証 小型自動運転EV活用など
行政
2020/11/27 0:00
大阪府と市は、2025年の大阪万博開催に向け、自動運転やIT(情報技術)など最先端の技術を駆使し、急ピッチで渋滞対策を進めている。2025年日本国際博覧会協会(中西宏明会長)によると、大阪・関西万博は、来場者約2800万人、経済波及効果約2兆円を見込む大阪経済活性化のビッグイベント。開催地となる夢洲(ゆめしま)の開発・工事に伴い、セメントや建設資材の需要が高まると予想され、トラック事業者にとっても大きなビジネスチャンスとなる一方、開催中は交通量増加が想定され、輸送に支障を来す可能性が懸念されている。(根来冬太) 【写真=万博開催予定の夢洲(大阪市提供)】