国幹部会、機動的な高速料金検討 来夏メドまとめ
行政
2020/11/10 0:00
国土交通省は、交通混雑緩和などに向け、社会・経済状況に応じて機動的に変更できる高速道路通行料金制度の検討に着手した。11月4日、社会資本整備審議会道路分科会の国土幹線道路部会(朝倉康夫部会長、東京工業大学教授)に諮問。高速道路会社や地方自治体、自動車ユーザー団体へのヒアリングも行い、来夏に答申を取りまとめる予定。同日の会合では、道路の維持・保全に対する受益者負担や、混雑抑制の観点から、トラック運送事業者を対象にした料金に関する問題提起もあった。(田中信也) 【写真=柔軟かつ機動的な料金変更を可能とする仕組みの構築などを専門的見地から幅広く検討】