AiRO、自動貨物けん引車実験 成田空港区域内で
産業
2020/11/03 0:00
丸紅とZMP(谷口恒社長、東京都文京区)の合弁会社AiRO(岡崎徹社長、中央区)は10月26日、成田空港(千葉県成田市)の制限区域内で、自動走行貨物けん引車による旅客手荷物・貨物輸送の実証実験を実施する、と発表した。実証実験は、成田空港の制限区域内で11月10~12日、第2ターミナル本館からサテライト、駐機場までの区間を、ZMPが新たに開発した貨物けん引車(キャリロトラクター25T)が、運搬用コンテナ4台をけん引して往復。複数のセンサーで自己位置や周囲の状況を認識しながら、事前に取得した高精度走行マップに沿って自動走行する。(田中信也) 【写真=ZMP製の無人走行車を用い遠隔監視システムを検証】