厚労省/副業指針改定、自己申告で労務管理 虚偽など会社に責任問わず
行政
2020/09/01 0:00
厚生労働省は9月から、副業・兼業の労務管理について、従業員の自己申告に基づく簡略化した手法を盛り込んだガイドラインを導入する。もし従業員が申告を忘れていたり、嘘の申告をしたりして労働基準法の枠を超えても、原則として会社は責任を問われない。なお、自動車運転者の改善基準告示の取り扱いは未整理で、各トラック運送事業者には指針を参考にした個別の対応が求められる。(辻本亮平) 【写真=労政審の分科会で指針の改定案が示され、労使が了承】