厚労省、労災認定基準見直し 対象疾病追加を検討
行政
2020/07/31 0:00
厚生労働省の有識者検討会は7月21日、脳・心臓疾患の労働災害認定基準に、認定対象の疾病として、エコノミークラス症候群などを新たに追加することを、今後の検討課題とした。同症候群は現在、労災認定の対象として基準に記載されておらず、労災として認定されづらいが、同検討会の参加委員から「トラックドライバーなど運転職の人は業務によって発症し得る」という指摘が出て、今後の検討課題とすることで一致した。(辻本亮平) 【写真=認定基準見直しの実質的な議論を開始】