秋田臨海鉄道、半世紀の歴史に幕 トラックへ取って代わられ
物流企業
2020/06/30 0:00
秋田港で貨物列車を運行する第三セクターの秋田臨海鉄道(志水仁社長、秋田市)は6月23日、輸送貨物量の低迷に伴う収入減で経営が見通せないとして、2021年3月をもって事業を終了し、会社を解散させる方針を固めたことを明らかにした。トラック輸送などへ取って代わられながらも、1971年の開業から鉄道輸送で秋田港の物流を支えてきた50年の歴史に幕を下ろすことになった。(佐藤陽) 【写真=今秋にも東北運輸局へ廃止届を提出】