ZMP、公道走行へ規制緩和提案 無人宅配ロボ「デリロ」
産業
2020/06/05 0:00
ZMP(谷口恒社長、東京都文京区)は5月28日、無人宅配ロボット「デリロ」の公道走行の実現に向け、モデル地区の設定による規制緩和を提案した。EC(電子商取引)の増加により物量が増加する一方、宅配事業者のラストワンマイルでの課題解決(ドライバー不足など)のメドが立たない状況の中、ロボットにより労働力を補うための実験が活発化。また、新型コロナウイルスの感染拡大により非接触・非対面での配達ニーズが高まり、14日の政府の未来投資会議で「宅配ロボットの活用」が言及されている。(田中信也) 【写真=無人宅配ロボット「デリロ」の実証実験の様子】