関東の事業者、集団健診中止に戸惑い 「指針」求める声
物流企業
2020/05/15 0:00
【東京】新型コロナウイルス感染者が多い首都圏では、健康診断を受けづらい状況が続いている。都県トラック協会の本部や支部は4月から6月にかけて例年実施している集団健診を中止。全国健康保険協会(協会けんぽ、安藤伸樹理事長)は5月31日まで特定警戒都道府県での生活習慣病予防健診などを取り止めている。厚生労働省は感染防止のため、雇い入れ時などの健診の6月末までの延期などを通知しているが、運送事業者からは「受けさせずに運転させても良いのだろうか」と戸惑いの声が上がっている。(高橋朋宏、吉田英行) 【写真=協会けんぽは特定警戒都道府県での健診中止を31日まで延長(東京都の健診実施機関)】