ホクレン、片荷輸送解消へ 折り返し便に肥料積載
荷主
2020/05/01 0:00
ホクレン農業協同組合連合会(内田和幸会長)は関係者と連携し、道内鉄道輸送の片荷解消を図る動きを進めている。北見駅(北海道北見市)からタマネギを運ぶ列車の折り返し便に、従来は船とトラックで輸送していた肥料を積載。駅で取り扱う貨物を増やし、鉄道網の維持を目指す。苫小牧貨物駅(苫小牧市)から富良野駅(富良野市)に向かう鉄道でも試験的に始めており、ドライバーの労働環境改善につなげている。(土屋太朗) 【写真=JAきたみらいが取り扱う2千トンの硫安のうち、800トンを鉄道輸送に切り替え】