博多港/国際海コン取り扱い個数新型コロナで減少続く 自動車産業・小売り不振
調査
2020/04/14 0:00
新型コロナウイルスの感染拡大で博多港の国際海上コンテナ貨物取扱量の減少傾向が続いている。日韓関係の悪化、米中貿易摩擦に加えて追い打ちがかかり、今年は1月24日に始まった春節(旧正月)から急減。東アジアに近い地理的ポテンシャルと九州最大の消費地である福岡市を背景に飛躍的な発展を遂げてきた博多港だが、「コロナショック」の長期化が懸念されている。(武原顕) 【写真=20年の博多港のコンテナ荷役作業ベースの取り扱い個数は、3月以降は大幅な落ち込みが予想される】