川崎陸送/インド定温保管事業、隣国ブータンに新倉庫 農作物の相互流通にらむ 販売店舗1カ所増 農家の収入アップに寄与
物流企業
2020/02/11 0:00
川崎陸送(樋口恵一社長、東京都港区)はインドで定温保管管理ノウハウを提供して現地農家の収益力向上に寄与する事業で、定温倉庫業が確立されていないブータンでの倉庫展開を計画している。また、インドでは2月中に3店舗目となるスーパーでの農作物販売を予定。倉庫では既存の1棟に加えて、西ベンガル州で更に1棟の開設に向けて準備を進める。更に、農家による倉庫への持ち込みからミルクラン方式での集荷へ変更。専用車両を購入して専用ドライバーを雇用している。こうした取り組みを通して、川崎陸送に出荷している現地農家の収益改善に寄与していく。(井内亨) 【写真=集荷を効率化させるため、ミルクラン方式を採用】