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関東/建機輸送事業者、適正運賃収受へ動き加速 担い手・安全確保の原資に 5年前より2割アップ 荷主との協調を交渉で促進

物流企業

2020/01/17 0:00

 【東京】くい打ち・くい抜き機やクレーンといった建機の輸送を担う関東地区の事業者が、適正な運賃・料金の収受に向けた動きを加速させている。重量物の運搬は通行条件を課せられているため、ドライバーの長時間労働が構造的な問題として横たわり、担い手不足の深刻化が強く懸念されている。こうした現状に危機感を抱く輸送各社は、荷主の基礎工事関連会社に対する値上げ交渉に動き出している。(沢田顕嗣) 【写真=通行時間帯と工事現場の稼働時間の差から2時間以上の待機時間が発生(イメージ写真)】





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