広島県/運輸業界入門ゼミ、ドライバー採用を支援 現職社員が魅力伝え
行政
2019/11/29 0:00
広島県は22日、一般求職者向けの運輸業界入門セミナーを初めて福山市で開いた。人手不足が深刻化するトラックドライバーの採用活動を支援するため、2018年度に始めた事業で、この日は女性3人を含む5人が参加し、物流企業との面接にも臨んだ。 県では「はこびなでしこ」と銘打ち、女性のドライバー職への就業を後押しする取り組みを18年10月から開始。対象を男性にも拡大し、これまでに3回、広島市中心部で、セミナーや企業説明会、物流施設見学などのイベントの実施に加え、ほかの転職フェアとジョイントする企画も展開してきた。福山市では19年夏にも予定していたが、全国的な自然災害の影響で中止となっていた。(矢野孝明) 【写真=先輩ドライバーの助言を聴く参加者】