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改善基準見直し/厚労省、専門委設置 年内にも会合 過労死防止の観点で 労働側委員 「24年4月待たず施行を」

行政

2019/11/29 0:00

 厚生労働省は25日、労働政策審議会の労働条件分科会(荒木尚志分科会長、東京大学大学院教授)で、改善基準告示の見直しに向けた専門委員会の設置を承認した。年内にも初会合を開きたい考え。公労使の委員が議論し、必要に応じて改善基準告示の拘束時間、休息期間、運転時間、連続運転時間など規定の見直しを検討する。新しい改善基準告示は、2024年4月までに施行される見通しだ。(辻本亮平) 【写真=専門委の委員は、トラック、バス、ハイヤー・タクシーの各モードに公労使から2人ずつ充て、計18人に】





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