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台風19号/被災地支援、物流業界団体が物資輸送 専門家派遣体制も整備

団体

2019/10/22 0:00

 台風19号の通過後、物流業界は支援物資輸送の対応に追われている。特に被害の大きかった地域では、精力的な取り組みがみられる。各県のトラック協会など業界団体が輸送業務に対応するほか、物流専門家の派遣要請にも備えている。  阿武隈川や吉田川の氾濫(はんらん)などにより死傷者が出た宮城県では、県との災害時の支援協定に基づき、宮城県トラック協会(須藤弘三会長)や宮城県倉庫協会(黒川久会長)が救援物資輸送を行った。(黒田秀男、富田久男、河野元) 【写真=一時浸水した丸森町役場(16日午後4時)】





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