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内航海運の基礎物資輸送、「RORO船活用」カギ 日本製鉄参与らプレゼン 国交省 現状把握&課題抽出

行政

2019/10/18 0:00

 国土交通省は11日、内航海運での基礎物資輸送の現状把握と課題抽出を目的に、日本製鉄とコスモ石油に対してヒアリングを行った。長距離・大量輸送に優れる内航海運は、鉄鋼製品や石油製品など基礎物資の安全・安定な供給に今後も重要な位置付けであることを確認した一方、RORO船の活用や、内航海運業界の維持といった課題解決が必要とする意見も上がった。(田中信也) 【写真=交政審海事分科会の基本政策部会の会合で、日本製鉄の木村参与(前列左)とコスモ石油の松山グループ長(右隣)がプレゼン】





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