物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

山形/大型物流施設、内陸地区に建設相次ぐ 食品物流ニーズ対応 地域のプラットホームへ

物流企業

2019/09/10 0:00

 【山形】山形県内で近年、営業倉庫や物流センターの建設が相次いでいる。特に今年は、内陸地区で運送事業者が普通倉庫や冷凍・冷蔵倉庫を相次いで建設した。2月にはティスコ運輸(菅原茂秋社長、山形市)が、本社隣接地にマルチテナント(複数企業入居)型の物流センターを稼働させ、5月にはベア・ロジコ(本田孝之社長、天童市)が天童市内の産業団地に低温物流センターを建設。また、6月には寒河江物流(後藤智樹社長、寒河江市)の新たな物流センターが寒河江市で竣工した。従来、内陸地区には、コメ保管用の定温倉庫を除けば、大型の営業倉庫は少なかったが、倉庫の建設により、同地区の庫腹量も増え、新たな物流拠点としての可能性も生まれている。(黒田秀男) 【写真=寒河江物流の「ロジ・センター」】





本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

公取委、フリート8社を強制調査

 公正取引委員会は10日、東京都内のトラック運送事業者など法人向け軽油の販売価格に関してカルテルを結んだ疑いがあるとして、ENEOSウイング(大石和宏社長、名古屋市中区)など軽油販売(フリート)事業者8社に対し、独占禁止…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap