内航海運へのモーダルシフト/国交省、荷主に利点・課題聴取 味の素・ライオン 料金の開示・可視化を
行政
2019/09/06 0:00
国土交通省は8月30日、内航海運の輸送需要拡大に向けた検討を進める上で、ニーズや課題を浮き彫りにすることを目的としたヒアリングを荷主企業に行った。荷主企業側からはトラックドライバー不足や労働条件の改善に向け、モーダルシフトを進める必要性を強調する声が挙がる一方、鉄道貨物と比較して輸送量・定時性でメリットがある半面、航路、料金などの不透明さや、小ロットでの輸送の困難性などを指摘する意見が出た。(田中信也) 【写真=会合には(前列左から)ライオンの河野氏、味の素の堀尾氏、全ト協の馬渡副会長が出席】