阪九フェリー、新船「せっつ」進水 神戸航路に来春就航
物流企業
2019/08/09 0:00
北九州(新門司)―阪神(泉大津、神戸)航路を運航する阪九フェリー(小笠原朗社長、北九州市門司区)は2日、三菱重工業下関造船所(山口県下関市)で、来春神戸航路に投入する新船「せっつ」の進水式を行った。 新船は総トン数1万6300総トン。全長195メートル、幅29.6メートルで航海速力は23.5ノット。瀬戸内海を運航するカーフェリーとして最大級で、トラックの積載台数は現行船から1.2倍の277台(大型トラック8.5メートル換算)に増強される。(武原顕) 【写真=支綱が切断され、ゆっくりと造船台から進水する「せっつ」】