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高窯運輸、大津波備え高台移転 南海トラフ巨大地震 事業継続を最優先 荷主への責任全う

物流企業

2019/07/16 0:00

 【高知】東海運(阿部功治社長、徳島市)の子会社、高窯運輸(尾碕哲夫社長、高知県須崎市)は、南海トラフ巨大地震による大津波に備えて高台に移転する。現在は本社の裏山を購入して8千平方メートルの敷地を造成中で、2020年3月に駐車場を完成させて車両を移転。それから半年以内に事務所と車両修理場を建設して移転を完了させる。セメント、廃棄物など災害復旧や国民生活に不可欠な輸送品目を主力としていることから、事業継続を最優先し、総額6億円を投じて移転に踏み切った。(江藤和博) 【写真=高台移転のため本社の裏山を造成している現場】





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