高速道路安全・安心計画素案、隊列走行で国の関与大きく 高速会社との役割明確化
行政
2019/07/16 0:00
国土交通省は10日、高速道路の安全・安心に関する具体的な施策を推進するための中期的な整備方針として近く策定する「安全・安心計画」の素案を固めた。同省(国)が基本計画と方針・目標を示し、高速道路会社は実施計画を策定して事業を展開。暫定両側2車線区間の4車線化や隊列走行の実現には国が大きく関与するのに対し、休憩施設の改善、工事規制の影響最小化は基本的な方針の提示にとどめるなど、国と高速会社の役割分担について明確化している。(田中信也) 【写真=前回会合で上がった意見を踏まえ、構成案として提示】