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首都高地下化、KK線構造強化は影響大 別線整備案が優位? 引き続き両案検討

行政

2019/06/04 0:00

 国土交通省、東京都、首都高速道路(宮田年耕社長、東京都千代田区)などは、首都高の日本橋周辺の地下化で、大型車の通行が抑制される都心環状線の代替ルートの一つとして検討している、東京高速道路(KK線)の構造強化案は、KK線の下に入居するテナントや銀座地区のにぎわいへの影響など、課題が多いとの認識を確認した。一方、地下での別線整備案は、最短ルートで結べるなど優位性があるものの、JR線、地下鉄など地下埋設物への配慮が必要なことから、決定に向け引き続き、両案について検討を深めていく方針だ。(田中信也) 【写真=KK線の構造強化はテナントや銀座地区への影響が大きい】





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