商船三井フェリー、東京―苅田に「すおう」就航 航海時間は2割短く
物流企業
2019/05/24 0:00
商船三井フェリー(大江明生社長、東京都中央区)は16日、福岡県苅田町で東京─苅田に就航した新造RОRО船「すおう」の見学会を開いた。国内で初となる同社独自サービスとして、関東を夜に出港し、九州へ翌日の夜に入港するタイムスケジュールで運行。17日、苅田港から第1便が出港した。 すおうの投入で「むさし丸」、「ぶぜん」との3隻体制とし、東京─苅田を25.5時間で結ぶ、デイリー運航を本格的に開始した。従来より航海時間を7時間短縮し、東京から九州全域への3日目配送を実現する。(武原顕、井内亨) 【写真=東京―苅田航路に就航した商船三井フェリーのRОRО船「ぶぜん」】