日野、パーツセンター稼働 保有台数アップ見据え
産業
2019/05/14 0:00
日野自動車は7日、グローバルパーツ供給拠点の青梅部品センター(東京都青梅市)を移転し、新たに「日野グローバルパーツセンター」を稼働させた、と発表した。海外市場向け補給部品から出荷を開始し、8月から本格的に運用する。 将来の保有台数増加を見据え、補給部品の供給体制を強化する。新施設は延べ床面積6万1千平方メートルとなり、旧センターと比べて6割ほど広くなった。納入・出荷時の部品移動、滞留を最小限にとどめるレイアウトを採用している。 また、最新設備の導入や自動化による作業性向上を図るとともに部品の納入・出荷レーン数を5倍に増強し、スムーズな受け入れと出荷を可能にした。 更に、全館空調設備の導入やドライバー専用休憩所の設置、ミーティングにも利用できるラウンジを併設したカフェテリアなど、トラックドライバーや作業スタッフの満足度向上にも取り組んだ。(小瀬川厚) 【写真=8月から本格的に運用】