中交協富山支部、全種目で契約数アップ 前年度 事故は減少傾向に
団体
2019/05/14 0:00
【富山】中部交通共済協同組合富山県支部(勝山功支部長)は4月24日、総会を開き、事業計画、予算などを決めた。2018年度の運営状況については、17年度に比べて全種目で契約数がアップし、事故は減少傾向となったことが報告された。(河野元) 18年度末の共済別契約数が対人3913台(前の年同期比1.1%増)、搭乗者傷害2140台(5.0%増)、対物3821台(0.3%増)、車両1164台(3.7%増)だった。 交通事故は対人が55件(前の年度比10件減)で、死亡ゼロ(1人減)、傷害68人(14人減)、搭傷1件(1件増)、対物313件(113件減)、車両100件(4件減)。特に、対物は17年度が大雪の影響で多くなったものの、18年度は天候に比較的恵まれたこともあり、大幅に減少した。 勝山支部長は「安全こそ事業の根幹。今冬は初めて地域別の啓発活動にも取り組み、石川、福井の両支部とともに3カ月間の『スリップ事故撲滅キャンペーン』を展開した。ここでトップの成績を収めることができたのは皆さんの協力のお陰」と感謝。 その上で、「今年度も交通安全事業者大会の開催をはじめ、各種指導講習や研修を計画している。新時代『令和』の幕開けにふさわしい結果を残せるよう頑張ろう」と呼び掛けた。 中交協の蛭沢知弘専務も一層の事故抑止へエールを送った。 併せて、特別優良組合員7社、優良組合員58社、優良運行管理者5人、優良運転者39人への表彰も行われた。 【写真=特別優良組合員などへの表彰も実施】