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岩ト協一関支部、阿部支部長を再選 無事故コンなど継続

団体

2019/05/10 0:00

 【岩手】岩手県トラック協会の一関支部(阿部祐二支部長)が4月19日、総会を開き、阿部支部長(65、共立貨物)の再選を決めた。副支部長2人も留任。新たに佐藤貞之氏(佐貞運輸倉庫)が理事に、佐々木完治氏(ウインサムトランスポート)が監事にそれぞれ加わった。2019年度は、例年8月から半年間実施している無事故・無災害推進コンクールを継続。恒例となっている女性社員セミナーと、タイヤ空気充填(じゅうてん)業務講習会も開催する予定だ。  阿部氏が「ドライバー不足は、ますます深刻になっている。少子高齢化のみならず、他業界への転職者も多い状況だ。我々運送事業者は、標準貨物自動車運送約款と貨物自動車運送事業法の改正を好機と位置付け、適正な運賃・料金収受の下、労働環境の改善と経営の健全化を図り、運転者の流失に歯止めを掛けなければならない」とあいさつ。  本部の高橋嘉信会長は「岩手では、今後ますます生産年齢人口の減少が顕著になってくる。これからは、労働災害と交通事故の削減に一層努めて対外的に健全さをアピールし、若者が集まってくる業界にしていこう」と呼び掛けた。  続いて、小野寺正倫(まり)社長(小野寺建材)が、労働環境の改善と労働力の確保、労災・重大交通事故の根絶などを盛り込んだ決議案を読み上げ、満場一致で採択。一丸となって諸課題解決に取り組む決意を新たにした。このほか、18年度の無事故・無災害推進コンクールで半年間、災害と事故のゼロを達成した花泉貨物自動車(三浦康治社長、岩手県一関市)など、44社を表彰した。(今松大) 【写真=19年度役員が壇上で決意を表明(左から5人目が阿部支部長)】





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