静ト協/新入社員研修、グループ組み基本習得 物流知識や社会規範
団体
2019/04/26 0:00
【静岡】静岡県トラック協会(大須賀正孝会長)は11日、新入社員研修会を開いた。県内13事業所から事務職採用者21人が参加し、社会人としての規範やマナー、物流業界の基礎知識などを学んだ。 サウスクリエイトの南正治代表が講師として指導。グループに分かれて着席し、オリエンテーションとして自己紹介を実施した。グループ内で企業や名前、趣味、研修から得たいことなどを1分間の持ち時間で紹介。時間が余って戸惑う姿も見られた。 学校生活と会社生活の違いと企業人としての心構えについては、チェックシートに従って企業人としての行動や考え方に合っているかどうか、グループで回答をすり合わせながら全員で考察。仕事の正しい進め方では、個人とグループで事例をまとめながら、グループとしての結果を発表した。 また、基礎知識として、日本の物流事情やトラックの役割、事業者と顧客の関係性を学習。マナーの大切さや、職場での振る舞い方についても学んだ。更に、あいさつや電話の正しい応対方法もロールプレイングにより習得した。 研修後のアンケートでは「社会人としてのマナーや運送業界に関する知識が深まった」「電話応対も実践形式で、テキストを読むだけより身に着いた」との感想が寄せられた。(奥出和彦) 【写真=グループで話し合い発表】