物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

静ト協/新入社員研修、グループ組み基本習得 物流知識や社会規範

団体

2019/04/26 0:00

 【静岡】静岡県トラック協会(大須賀正孝会長)は11日、新入社員研修会を開いた。県内13事業所から事務職採用者21人が参加し、社会人としての規範やマナー、物流業界の基礎知識などを学んだ。  サウスクリエイトの南正治代表が講師として指導。グループに分かれて着席し、オリエンテーションとして自己紹介を実施した。グループ内で企業や名前、趣味、研修から得たいことなどを1分間の持ち時間で紹介。時間が余って戸惑う姿も見られた。  学校生活と会社生活の違いと企業人としての心構えについては、チェックシートに従って企業人としての行動や考え方に合っているかどうか、グループで回答をすり合わせながら全員で考察。仕事の正しい進め方では、個人とグループで事例をまとめながら、グループとしての結果を発表した。   また、基礎知識として、日本の物流事情やトラックの役割、事業者と顧客の関係性を学習。マナーの大切さや、職場での振る舞い方についても学んだ。更に、あいさつや電話の正しい応対方法もロールプレイングにより習得した。  研修後のアンケートでは「社会人としてのマナーや運送業界に関する知識が深まった」「電話応対も実践形式で、テキストを読むだけより身に着いた」との感想が寄せられた。(奥出和彦) 【写真=グループで話し合い発表】





本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

公取委、フリート8社を強制調査

 公正取引委員会は10日、東京都内のトラック運送事業者など法人向け軽油の販売価格に関してカルテルを結んだ疑いがあるとして、ENEOSウイング(大石和宏社長、名古屋市中区)など軽油販売(フリート)事業者8社に対し、独占禁止…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap