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齋藤商運、スキルアップを全面支援 一歩ずつ着実に頂上へ

物流企業

2019/04/19 0:00

 【神奈川】齋藤商運(斎藤健一社長、神奈川県伊勢原市)は1日、中井第一営業所(中井町)で入社式を開き、ドライバー職1人、倉庫内スタッフ1人の計2人を迎えた。スキルアップに必要な中型自動車免許やフォークリフト技能資格の取得は、業務を通して会社が全面的にバックアップする。  ドライバー職の田畑素良さん(21)は、中井町に隣接する二宮町に在住。  「もともとダンプや大型トラックに興味があった」とのことで、インターネット求人媒体で同社を知り、「自動車免許取得費用の全額補助制度」が決め手となり同社を選んだ。  既に同制度を活用し、中型免許の教習に通っている。同営業所に配属され、当面は軽自動車による配送業務に従事しながら教習を受け、4トン車クラスへのステップアップを目指す。  倉庫内スタッフとして採用された杉山温希さん(18)は、地元・中井町の出身で、今春高校を卒業したばかりだ。  「自宅に近く、転勤が無い、作業系の仕事」をハローワークで探していたところ、同社を見付け、母の知人が斎藤社長と知り合いだったこともあり、入社につながった。  倉庫業務を行う中井第二営業所(中井町)への配属が決まり、会社の支援を受けてフォークリフト技能資格の取得に励む予定。  入社式で、斎藤氏は「目の前の小さな仕事の積み重ねが、大きな仕事につながる。立ちはだかる山の高さに圧倒されるのではなく、足元を見ながら一歩ずつ着実に歩み、頂上を目指して欲しい」と激励。  石川裕之専務、鏡広子取締役、山本栄顧問、グループの荷役会社エスケイハンドリングシステム(伊勢原市)の近藤立夫社長も、それぞれ祝辞を述べた。(吉田英行) 【写真=斎藤社長(前列左端)ら役員と新入社員の田畑さん(その右)、杉山さん】





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