ヒガシ21/こどもミュージアム参画、「小さな愛」届ける車両 出発式 園児たちが見送り
物流企業
2019/04/19 0:00
ヒガシトゥエンティワンは11日、宮田運輸(宮田博文社長、大阪府高槻市)が推進する「こどもミュージアムプロジェクト」トラックの出発式を開催した。本社ビルに入居している保育園の園児が描いたイラストを6台の車両にラッピング。今後も更なる増台を計画している。 ヒガシ21の金森滋美社長は「プロジェクトの存在を知ったのはテレビがきっかけだったが、誰でも自由に加盟できることを知り、即座に参加を決断した。自画自賛だが、保育園の皆さんの協力で本当に良い車に仕上がったと思う。今後は社員の家族にも協力をしてもらいながら、小さな愛を全国に広めていきたい」とあいさつ。 宮田運輸の宮田社長も「普段は怖がられているトラックが、たった1枚のラッピングで優しい印象を与え、通行人に写真を撮られるようになる。ドライバーが仕事に誇りを持てるようになるだけでなく、子供も自分の絵が街を走ればうれしく感じ、親しみを覚えるはず。これからも優しい気持ちと未来をつくるメッセージを世界に発信したい」と話した。 大阪府トラック協会の植芝俊明常務は「子供の絵や言葉には、人の心を穏やかにさせる魔法の力があると信じている。その力を世界に広めれば、交通事故も撲滅できるはず。プロジェクトに参画している皆さんの力で、世界に優しいトラックを広めて欲しい」とエールを送った。 出発式には、イラストを描いた園児たちも参加。「トラックの運転手さん、これからも安全運転頑張ってください!」という元気な掛け声に見送られながら、小さな愛を届ける「こどもミュージアム」車両が発進した。(蓮尾輝) 【写真=保育園の園児が描いたイラストを車両にラッピング】