物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

VISITはちのへ、首都圏へ定期配送めざす 地元産品振興 5団体統合し始動

団体

2019/04/12 0:00

 八戸市物産協会や八戸観光コンベンション協会など5団体を統合した「VISITはちのへ」(塚原隆市理事長)が1日、発足した。八戸エリア8市町村における交流人口の拡大と地域産品の振興を目的に、持続可能な地域づくりを目指す。これまでは観光や地場産業の振興に関わる各団体が別々に活動していたが、ワンストップで効率的な取り組みを進めていく。  観光客誘致に向けたマーケティングに加え、地域商社の機能も盛り込んで同エリアの農水産品の需要拡大を図る。物流や配送ルートの確立と位置付けるオフラインと、EC(電子商取引)をメインとするオンラインという二つの視点で取り組む。  オフラインでは、BtoB(企業間)戦略を推進。八戸に関わりのある飲食店が首都圏に80店舗以上あることを調査済みで、こうした取引先へ四季折々の食材を魅力あるコストで定期配送することを目指す。更に、オンラインでは、BtoC(企業―消費者)で新たな顧客を開拓。事業者同士が連携してサービスの強化を図れるよう、新たなビジネスマッチングの機会を提供していく。  1日には、看板の除幕式と設立記念式典を開催。除幕式で、塚原理事長が「これからも新しいことに挑戦しながら、八戸エリアの観光と物産を盛り上げていく」とあいさつした。(今松大) 【写真=除幕式に臨む塚原理事長(右から5人目)ら】





本紙ピックアップ

特定技能1号開始1年、大手~中小で採用進む

 自動車運送業分野特定技能1号評価試験が始まって1年が経過した。トラックは4304人が国内外で受験し、3054人が合格。大手、中堅に加え、中小規模の運送事業者が特定技能制度を活用して外国人ドライバーを採用する事例が各地で…

「危険運転致死傷罪」適用要件見直し、飲酒・速度超過に基準    

 法務省は、飲酒や大幅な速度オーバーなど悪質運転による交通事故を厳罰化するため、危険運転致死傷罪の適用要件として数値基準を盛り込んだ自動車運転死傷行為処罰法の改正案を明らかにした。9日、法制審議会の刑事法(危険運転による…

国交省/次期安全プラン、走行距離当たり件数を指標に

 国土交通省は、2026年度からスタートする次期事業用自動車総合安全プラン(26~30年度)の死者数、人身事故件数などの目標値について、適切に評価できるよう総走行距離当たりの件数を指標として用いる。目標設定対象の業態に関…

グリーン物流優良者表彰、ドラッグストア納品効率化         

 国土交通、経済産業の両省は8日、2025年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を決定した、と発表した。国交大臣表彰には、宅配拠点と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したドラッグストアの店…

オススメ記事

特定技能1号開始1年、大手~中小で採用進む

 自動車運送業分野特定技能1号評価試験が始まって1年が経過した。トラックは4304人が国内外で受験し、3054人が合格。大手、中堅に加え、中小規模の運送事業者が特定技能制度を活用して外国人ドライバーを採用する事例が各地で…

「危険運転致死傷罪」適用要件見直し、飲酒・速度超過に基準    

 法務省は、飲酒や大幅な速度オーバーなど悪質運転による交通事故を厳罰化するため、危険運転致死傷罪の適用要件として数値基準を盛り込んだ自動車運転死傷行為処罰法の改正案を明らかにした。9日、法制審議会の刑事法(危険運転による…

国交省/次期安全プラン、走行距離当たり件数を指標に

 国土交通省は、2026年度からスタートする次期事業用自動車総合安全プラン(26~30年度)の死者数、人身事故件数などの目標値について、適切に評価できるよう総走行距離当たりの件数を指標として用いる。目標設定対象の業態に関…

グリーン物流優良者表彰、ドラッグストア納品効率化         

 国土交通、経済産業の両省は8日、2025年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を決定した、と発表した。国交大臣表彰には、宅配拠点と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したドラッグストアの店…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap