ロジックスライン/トラガールラップトラ納車式、「女性が働ける会社」PR
物流企業
2019/04/09 0:00
【千葉】ロジックスライン(沢田秀明社長、千葉県成田市)は3月28日、2トン車と10トン車の納車式を開いた。2トン車の投入は同社初。最初のステップとして新人ドライバーに乗務してもらい、日々の業務を通してスキルを磨いてもらう。また、10トン車、2トン車ともに、トラガールをイメージしたラッピングを施しており、女性が働ける業界、会社をアピールしていく。 物流業界で高齢化や人手不足が深刻化する中、同社では若手や女性を積極的に採用する方針で、現在、女性や未経験者、若者も働ける労働環境の整備を進めている。この一環として今回、同社初の2トン車を導入。教習車と位置づけ、若手がステップアップするための第1段階として運用していく。 また、トラガールをイメージしたデザインをトラックにラッピング。1月に3年ぶりとなる女性ドライバーが入社したが、ラッピングトラックを通してドライバー職が女性も働ける仕事であることをPRしていく。 沢田社長は「現状では女性の大型ドライバーが当社にはいない。今後、ラッピングトラックを通して、トラックに乗りたいと思う人が少しでも当社に来てくれたらうれしい」と話す。 増車した2トン車は、同社で初めてオリンピックナンバーを採用。従業員のおいで、4月から勤務する新入社員がハンドルを握る。10トン車には、入社から1年が経過したドライバーの丹生光さんが乗務。未経験で入社し、運転スキルの向上に日々努めているが、仕事に対する姿勢への評価と今後の期待から、入社後1年で新車を任されることとなった。 丹生さんは「新車に乗れるのは大変ありがたい。また、当社のトラックのデザインはよく目立つ。安全を常に意識し、きれいな状態を維持して乗務していきたい」と述べた。(井内亨) 【写真=記念写真に納まる沢田社長(右から2人目)と丹生さん(その左)ら】