陸災防福島、安衛研修の修了証交付 マインドセット見直しを
団体
2019/04/09 0:00
【福島】陸災防福島県支部(右近八郎支部長)は3月27日、安全衛生レベルアップ支援事業の集団研修会を開き、7事業所に修了証を交付した。 労働安全衛生マネジメントシステムやリスクアセスメントに関する実践方法について、6カ月にわたって集団研修や個別指導を重ねてきた。今年度最後の集団研修で、安全衛生管理の在り方を確認するとともに、労働災害撲滅に向けて経営トップから従業員までが一体となって取り組んでいく決意を示した。 右近支部長は「(物事を判断したり、行動する際の基準となる)マインドセットの見直しが大切だ。働き方改革と労働環境の改善のためにもコンプライアンス(法令順守)と意識改革に努め、事故撲滅に取り組んで欲しい」と激励し、事業所の代表者に修了証を手渡した。 同事業の開講時、7事業所に実施した安全度評価(百点満点)は平均で52.3点だったが、中間評価では74.1点、最終評価では93.2点と大幅に改善した。 同支部では、2012年度から同事業を行っており、7年間で累計50事業所が受講し、修了証を交付している。(富田久男) 【写真=支部役員と修了証を交付された事業所代表】