物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

ESR、埼玉・戸田にマルチ型 来年10月竣工 最大8社が入居可能 非常用自家発電機を設置

産業

2019/03/29 0:00

 ESR(スチュアート・ギブソン社長、東京都港区)は22日、埼玉県戸田市でマルチテナント(複数企業入居)型物流施設「ESR戸田ディストリビューションセンター(DC)」を開発する、と発表した。延べ床面積8万6400平方メートルの4階建てで、最大8社が入居可能。8月に着工し、20年10月末に竣工させる予定だ。総投資額は350億円。(井内亨)  首都高速道路・戸田南インターチェンジ(IC)から2キロ、東京外かく環状道路・戸田西ICからは4キロと、都心に30分以内でアクセスできる。敷地面積が4万700平方メートルで、177台分の乗用車用駐車場と24台分のトラック待機駐車場を設置する。  1、2階にトラックバースを設置。2階にはスロープで直接接続でき、迅速な仕分けと発送が可能な運営を実現する。  また、中央車路方式を採用しており、雨天や降雪時でも影響を受けにくい設計とした。  外壁はサンドイッチパネルで断熱性を高めるほか、LED(発光ダイオード)照明や太陽光発電システムなどで環境負荷を低減。更に、BCP(事業継続計画)対策として、非常用自家発電機を設ける。  同社では「施設で働く人が誇りを持って快適に過ごしてもらえる最新鋭の物流施設を計画している」としている。 【写真=24台分のトラック待機駐車場を設置(完成予想図)】





本紙ピックアップ

暫定税率廃止法が成立

 ガソリン税(揮発油税)の暫定税率廃止法が11月28日の参院本会議で可決、成立した。ガソリン税での12月31日の廃止を規定するとともに、軽油引取税でも2026年4月1日に廃止することや、軽油の旧暫定税率廃止に当たって運輸…

農水省「備蓄米放出」、倉庫会社に保管料支援

 農林水産省は、政府備蓄米の放出に伴い本来の保管料を収受できなかった倉庫会社への支援を決めた。2025年度末までの保管料に加え、当初見込んでいなかった運送費用や、出庫を急いだことで生じた経費を支援する。その上で、同省は備…

車体課税見直し報告書、自治体の財源維持を

 総務省が設置している地方財政審議会の自動車関係税制のあり方に関する検討会(小西砂千夫座長、地方財政審議会会長)は11月21日、自動車の車体課税の見直しに当たって報告書を取りまとめ、地方自治体の財源として、引き続き重要な…

自動運転「L4」実用化PT、導入ガイドブック公開へ

 レベル4(L4、特定条件下での完全自動運転)トラックの2030年ごろの実用化に向け、大型車メーカー、大手物流事業者などで構成するプロジェクトチーム(PT)は、技術開発と走行環境の整備に向け、新東名高速道路で総合走行実証…

オススメ記事

暫定税率廃止法が成立

 ガソリン税(揮発油税)の暫定税率廃止法が11月28日の参院本会議で可決、成立した。ガソリン税での12月31日の廃止を規定するとともに、軽油引取税でも2026年4月1日に廃止することや、軽油の旧暫定税率廃止に当たって運輸…

農水省「備蓄米放出」、倉庫会社に保管料支援

 農林水産省は、政府備蓄米の放出に伴い本来の保管料を収受できなかった倉庫会社への支援を決めた。2025年度末までの保管料に加え、当初見込んでいなかった運送費用や、出庫を急いだことで生じた経費を支援する。その上で、同省は備…

車体課税見直し報告書、自治体の財源維持を

 総務省が設置している地方財政審議会の自動車関係税制のあり方に関する検討会(小西砂千夫座長、地方財政審議会会長)は11月21日、自動車の車体課税の見直しに当たって報告書を取りまとめ、地方自治体の財源として、引き続き重要な…

自動運転「L4」実用化PT、導入ガイドブック公開へ

 レベル4(L4、特定条件下での完全自動運転)トラックの2030年ごろの実用化に向け、大型車メーカー、大手物流事業者などで構成するプロジェクトチーム(PT)は、技術開発と走行環境の整備に向け、新東名高速道路で総合走行実証…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap